北海道から本州に行くとき、または本州から北海道へ行くとき、交通手段はどうしていますか。
私は今まで飛行機一択でしたが、最近になってもっと他の交通手段もあることに気づきました。
例えば、こんな移動手段があります。
- 飛行機
- 新幹線
- フェリー
- 車
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の状況にあったものを選びたいですね。
私が今回おすすめするのは、フェリーの利用です。
フェリーを使うと、移動時間は長くなります。
でも、深夜便を使えばベッドで眠っている間に到着しますし、なにより運賃が安いです。
また、私が利用した「太平洋フェリー」では船内にお風呂がついており、海を見ながら湯船につかることができました。
その他にもフェリーにはビュッフェやミニコンサートなどがあり、今までで一番楽しい移動になりました。
東北旅行にフェリーを選んだ3つの理由
東北旅行は私がフェリーを移動手段に選んだ初めての旅行でした。
これまでは何も考えず、飛行機を選んでいたんです。
私がフェリーを使うことにした理由はこの3つです。
- 節約できる
- フェリーは楽しそう
- 港の位置が東北旅行で利用しやすい
友人から帰省の時にフェリーを利用しているという話を聞いて、興味を持ったのがきっかけでした。
節約できる
私にとっては、交通費を節約できるというのがフェリーの最大の魅力でした。
フェリーというと豪華客船のようなものを想像し、運賃も高いのではないかと思い込んでいたのですが、実際はそうでもありません。
というより安いです。
価格については、この記事内のメリットの項目で詳しく説明しているので、そこも見てみてください。
フェリーは楽しそう
移動時間ってどんなイメージですか。
私は飛行機に乗っているときはいつも「早く着かないかな~」と考えています。
飛行機から見える景色はもちろん綺麗なんですけど、ずっと座っていなくちゃいけないのって退屈じゃないですか?
でもフェリーに乗ったことのある友人たちによると、
フェリーにはレストランやお風呂があるらしいのです。
移動中にお風呂に入れるって贅沢じゃないですか?
しかもミニコンサートを観たという人もいました。
移動時間がこんなに楽しそうなんて初めてです。
自分が体験したことのない世界になんだかワクワクしてしまいました。
港の位置が東北旅行で利用しやすい
港の位置が、ちょうど利用しやすい位置にあったのもフェリーを選んだ理由の1つです。
私が利用したのは、次のフェリーです。
行き 苫小牧~仙台 太平洋フェリー
帰り 八戸~苫小牧 シルバーフェリー
旅行は<札幌~苫小牧~仙台~岩手~八戸~札幌>というようなスケジュールでした。
札幌を出発して、宮城・岩手と観光をしてから帰ってくるというような行程です。
ちょうど仙台・八戸に泊まるフェリーがあったので利用することができました。
フェリーで行くメリット・デメリット
実際にフェリーで旅行してみて感じた、メリット・デメリットをご紹介します。
メリット
私が感じたメリットがこちらです。
- 交通費を節約できる
- 快適に移動できる
- 船内の施設を利用できる
フェリーに乗ると、嬉しいことがいっぱいですね~
交通費を節約できる
突然ですが、私には旅行だからと言って贅沢しまくれるような資金はありません。
旅行に行くたびに貯金を使い果たしているような学生です。
そんな私にとって交通費を節約できるというのは最大のメリットです。
節約した分、他にお金をかけられますから。
料金は、利用時期や客室のグレードなどによって異なりますが、割引サービスが充実しているので、飛行機と比べてとても安く利用することができます。
例えば、太平洋フェリーの苫小牧~仙台行を2019年4月1日~4月25日に「早割り」で利用した場合、
- 一番高い、特等室で12,600円
- 一番安いタイプで4,100円
という価格になります。
飛行機でもLCCを利用すれば往復1万円ちょいで行ける時代ですが、それに比べても安いですよね!!
それにレストラン(有料)に行けてお風呂(無料)にも入れるんですよ!
詳しい割引情報は、ホームページで確認してみてください。
参考 運賃・お得なプランTaiheiyo Ferry 参考 料金案内シルバーフェリー快適に移動できる
フェリーの移動で一番嬉しいことが、ベッドで睡眠をとれるということです。
グレードによって、大部屋だったり、ビジネスホテルのようだったりと内容は変わりますが、
様々なタイプの部屋が用意されているので、自分に合ったものを選ぶことができます。
一番いい部屋だと「これ、本当に船の中なの?」というくらい綺麗な内装になっています。
また、飛行機だとシートベルトを着用しているため窮屈ですが、フェリーなら船内を自由に動くことができます。
船内の施設を利用できる
船内には様々な施設が用意されています。
これらを利用できるのも、フェリーを使うメリットです。
例えば、こんな施設があります。
- レストラン
- 展望浴場
- シアターラウンジ
- ゲームコーナー
船での移動は長いですが、いろんな施設が用意されているので、時間を持て余すこともありません。
私が特に印象に残っているのは、展望浴場です。
船が着くのが早朝だったので、朝起きてすぐにお風呂へ向かいました。
その時間帯はまだ人も少なく、湯船にゆっくりと浸かることができ、目の前には海が広がっています。
“旅の始まり”という感じがして、すごく充実した朝になりました。
デメリット
私が感じたデメリットはこちらです。
- 移動に時間がかかる
- 船酔いする人もいる
船ならではのデメリットもあるんですね…
移動に時間がかかる
船で移動するときの最大のデメリットは時間でしょうか。
私が利用したときは、
苫小牧~仙台(太平洋フェリー):15時間
八戸~苫小牧(シルバーフェリー):8時間
かかりました。
とても時間がかかるので、深夜便がおすすめです。
深夜便なら、ほとんど眠っている間に移動できてしまうので、時間はあまり気になりませんよ。
また、運行本数も限られているので、スケジュールは船の時間に合わせて組まなくてはいけません。
船酔いする人もいる
フェリーに乗るなら、乗り物酔いをしやすい人は気を付けた方がいいかもしれません。
心配な人は横になってしまえば揺れもあまり気にならないので、深夜便がおすすめです。
海の状態にもよりますが、本当に荒れているときはまっすぐ歩けないほど揺れることもあります。
私は行きのフェリーが本当に揺れて、びっくりしました。
こんなに揺れていて沈まないものかと心配にもなりましたが、次の日の朝には揺れも収まり、無事目的地に到着しました。
ちなみに、私は船酔いはしにくい体質のようで、その時も気持ち悪くなりませんでした。
フェリーでの移動はこんな人におすすめ
フェリーでの移動は特にこんな人におすすめです。
- 交通費を節約したい人
- スケジュールに余裕のある人
- 移動時間も楽しみたい人
- 海を見ながらお風呂に入りたい人
フェリーでの移動にはメリットもデメリットもありますが、上のような人なら楽しめるんじゃないかと思います。
私は実際フェリーを利用してみて、とても楽しかったです。
お風呂に入りたい人はタオルの用意を忘れないようにしてください。
フェリー会社や部屋によってタオルがついていたり、ついていなかったりします。
まとめ
今回はフェリー旅行についてご紹介しました。
本当に楽しいので、いつも飛行機ばかりという人はぜひ利用してみてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。