このページでは、女子校出身者の私が大学でぶつかった壁を紹介します。
私が女子校に通っていたのは高校の3年間だけです。
だけど、大学に入学したばかりの頃は男子との距離感が全く分かりませんでした。
そんな私が、男子と話せるようになってきたステップをまとめてみます。
(今も男の子はちょっと苦手…)
女子校で男子と接触する機会
女子校に通っていると、当然男子と接する機会は減ります。
私の場合、親戚以外の男子と話すことなんて、1年に数回しかありませんでした。
その数回はだいたい文化祭の時です。
私の通っていた高校の学生は、結構本気で文化祭に取り組んでいました。
おかげで文化祭は毎年大盛り上がり。
毎年たくさんの来場者にお越しいただく中には、もちろん男の子もいました。
だけど、同年代の男子と話す機会は本当にそれくらいでした。
(彼氏持ちの友達もいたので、努力次第でもっと関わる機会はあったはずです。)
男子と話せるようになるまでのステップ
初めに言っておくと、私は男子が苦手なだけじゃなく、そもそも結構な人見知りです。
しかも、人見知りを乗り越えたとしても、おしゃべりは苦手です。
だから今でも男子と話せるようになったかと言われると微妙なんです。
だからここでは、「こんな苦労があったよ~」とか「こんな風に頑張ったんだよ~」という話を書いていこうと思います。
①距離感を無理やり近づけようとした
今でもよく覚えているのが、オリエンテーションの日です。
その日はクラスごとに教室に集まっていました。
理系クラスということもあり、周りは男の子ばかりでした。
少し離れたところには女子も何人かいたのですが、人見知りの私が声をかけられるような距離ではありません。
だけど、私は埼玉から北海道に来た身です。
ここで誰かに声をかけないと、お昼ご飯を1人で食べることになってしまうという焦りがありました。
そこでふと思いました。
高校が共学だった子は、男子も女子もそんなに意識しないのではないかと。
そう思った私は、自分の心を騙しながら席の近い学生にとにかく声をかけました。
周りはみんな男子ばかりなので、声をかけるのは男子ばかりになります。
悲しいことに、この時の私は他の女の子から見たら男好きに見えたようです。
私は完全に選択を間違ってしまいましたね…。
距離感が分からないゆえの失敗でした。
男の子が苦手なのに逆に好きだと思われるなんて、びっくりですね。
その後は「女子校出身で…」と挽回して、普通に女の子と行動するようになりました。
あぶない、あぶない。
②顔が見れない
男の子と話す時は、どこを見て話せばいいか分かりませんでした。
相手がカッコいいからとかじゃありません笑
男の子って、高校3年間でぐっと背が伸びますよね。
大学で出会う男の子は、自分と目線の高さが違って驚きました。
ずっと上を見上げながら話すのも変だし…
かと言ってまっすぐ前を見ていても変だし…
一体どこを見ればいいんだろうと、1人で悩んでいました。
また、相手の顔が上にあると、見下ろされているようでなんとなく威圧感を感じます。
だから、なんとなく上を見るのが怖くて顔が見られませんでした。
でも最終的には「慣れだ!!!」と思って、顔をあげるようにしました。
③会話が適当だと言われる
大学に入って2か月ほどたったころ、文化祭の準備が始まりました。
文化祭の準備はクラスメイトの家などで行われます。
男の子と会話する機会も増えました。
下手に頑張ると、また男好きと勘違いされてしまいます。
この頃はとりあえず男の子を避けないようにしようと思っていました。
だけど、話しているとどうしても「適当だね」と言われてしまうんです。
初めて言われた時は驚きました。
適当に話していたつもりなんてなくて、私は苦手な男のことの会話を精一杯頑張っていたのに…。
それから、とても悩みました。
男の子にも、どうして適当に思われるんだろうと相談しました。
その結果、私は相槌のレパートリーが少ないことに気づきました。
何か言われても、
- ふーん
- へー
- そうなんだー
など、どうでもいいような返事ばかりしてしまいます。
私としては何か返事をしなくてはと思って必死だったんですけどね。
やっぱり会話はキャッチボールが大切ということなのでしょうか。
反省です。
④男の子を意識しなくなってきた
たくさんの壁にぶつかってきた私ですが、最近はあまり男の子を意識しなくなったように思います。
きっかけはたぶん彼氏ができたことです。
彼氏ができると、他のすべての男の子と恋愛関係になる可能性はゼロです。
男の子を意識する理由が1つ減ったことで、心がだいぶ楽になりました。
なんとなくですが、彼との関係が深まるほどに、他の男の子とも普通に会話できるようになってきた気がします。
でも、そんな気がするだけで、実は4年も共学にいたから慣れたということかもしれません。
男子と話せるように頑張る意味
私は苦手だった男の子とも話せるように、少しずつですが努力をしてきました。
その努力に意味はあったのでしょうか。
私にとってはありました。
人を性別で判断しないようになったからです。
本当に申し訳ないというか、奇妙な考え方ですが、高校生の頃、電車で出会う男子高校生は、ほとんど別の生き物のように思えました。
あの人たちがどんな生活をしていて何を考えているのか、全く想像できなかったんです。
だけど、当たり前ですがみんな人間です。
いろんな人がいてそれぞれの考えがあります。
男だから、女だからという理由だけで区別していてはもったいないです。
それが分かるようになっただけでも、私の努力の甲斐があったように思います。
まとめ
たった3年間男子と会話しなかっただけで、私はずいぶん男の子が苦手になってしまいました。
女子校出身者が共学の大学に入学すると、いろんなところで失敗すると思います。
だけど、それは仕方がないことです。
環境の変化に戸惑ったら、自分のペースで慣れていけばいいです。
周りの人に思い切って相談しても大丈夫です。
男の子となんて話したくないと思ったら、その時は女の子といればいいんです。
それでも、男の子がいる環境にいれば少しずつ慣れていくんじゃないかなと思います。
私は今でもあつくるしい男子のノリを鬱陶しく思うことはあります。
だけど、苦手だと思ったら距離を置けばいいんだということも分かってきました。
慣れや経験が考え方を少しずつ柔らかくしてくれます。
女子校出身で、共学に行くことを不安に思う人がいたら、思い切ってみてほしいなと思います。
うまくいかなくて悩むことがあったら、私でよければ話を聞きます。
なんとなく、女子校出身と聞くと応援したくなる今日この頃なんです。
私も女子校出身で、男の子とうまく話せません。
もう2年生になるのですが、男の子とは距離をとったまま、入ったサークルにも顔を出せていません。
環境の変化に戸惑っていつもの自分ではなくなりそうで、距離を置こうと思い、それがずっと続いています。
女の子は大好きで、女の子の中ではどっちかというと盛り上げ役みたいなところがあります。
そのため大学でも女子とはすぐに仲良くなり、しかし男の子になった瞬間黙り込んだり相槌だけになってしまうので、
仲の良い女の子から、〇〇(わたし)って、面白いから男子ともめっちゃバカ笑いしてそうなのにめっちゃ静かになるよね〜!と言われて、
たしかに男子と女子でそこまで対応が変わるのって不自然だよな…とも思います。
しかしいきなり男子とそのレベルで話せるようになる、というのは目標が高すぎますよね?
少しずつ慣れていけばとも思うのですが、どうしても男子と女子で対応が変わってしまう自分をあんまり好きでないな、と思ってしまうし、色目を使っていると思われるのも嫌で…
この記事に出会えて少しがんばってみようと思えたので、コメントさせて頂きました!☺️